2015年4月19日日曜日

①導入:私がSUSANOOに関わることになった背景

みなさん、こんにちは
渡邉賢太郎と申します。


知る人ぞ知る、面白NPO法人、ETIC.(エティック)@渋谷にて
ソーシャルスタートアップアクセラレータープログラム
SUSANOO(スサノヲ)というプロジェクトのリーダーを務めています。

このプロジェクトは、
孫泰蔵さんとNPO法人ETIC.が協力してゼロから起ち上げたものです。

二年間の世界一周旅から帰国したあと、
ETIC.に社会人インターンとして籍をおきつつ、
その周囲のスタートアップへの転職活動(?)を行っていた私は
幸運なことに、このプロジェクトの発端となった会議に参加しておりました。


私は、もともと学生時代からETIC.に関わっていたことで、
ソーシャルな活動に強く関心をいだいてました。
加えて、社会人として証券会社での経験もあり、
「お金」や「マーケット」という仕組みにも強い関心を抱くようになりました。

そんななかで、ムハマドユヌス博士が著書のなかで提唱している
「ソーシャルストックマーケット」とよばれる
課題解決を目指す起業家への資金提供の仕組みに興味をもっており、
いつか、その仕組を創る仕事をしてみたいな、と思っておりました。

その様は背景をもちつつ、世界を旅するなかで、
これまでの「所有」し、「競争」することが前提になっていた
世界観が大きく変わりはじめていることに気付きました。

それは一言でいえば、「共感」を軸に、
「共有」し、「共創」することが当たり前になる時代。

利益をあげ、自らの私腹を肥やすためではなく、
誰かの夢や挑戦を応援し、自らもまた応援されることで
「誰も見たことのない価値」を生み出していく。 

しかも、次々に!

そんな生き方が世界中に生まれていることを
40カ国を旅しながらいたるところで体験したのです。

それらの経験と想いが、
『日本の社会起業家を応援、進化させる新たな仕組み創り』に
挑もうとする、孫さんとETIC.の想いにも重なり、
このプロジェクトの起ち上げより、責任者として関わることに決めたのでした。


ということではじまったのですが、
開始当初は、本当に何もなく、また「SUSANOO」という名称も
「ソーシャルスタートアップ」という言葉も、どこにもありませんでした。

とにかく、まずは、
国内外の社会起業家支援やアクセラレータープログラムについて、
WEBや書籍を通して、調べまくる日々。

さらに、たたき台としてプロジェクト素案をつくっては、
ボコボコに叩かれて(笑)、イチから出直すということを
何度も繰り返しておりました。
(いま、見てみると初期の企画内容はあまりにも薄くてゾッとします。。)


ということで、
準備期間は2013年の8月~3月までの実に8ヶ月間かかりましたが、
その間に

「ソーシャルスタートアップ」

「Re:ducation」

「Re:public」

「Dual:life」

など、様々な言葉を発明しつつ、発見しつつ

「SUSANOO」というプロジェクト名に出逢い
一気にイメージが固まっていきました。


そして、2013年3月3日に
代々木能舞台で、キックオフイベントを実施。
半屋外の極寒の舞台のうえに長時間ご登壇をいただいた、
孫さんをはじめ、登壇者の皆様には大量のホッカイロで
寒さをしのいで頂くほどでしたが、
来場された皆様は異様な熱気に包まれており、
未だ見ぬ「SUSANOO」への期待感が高まっていくのを肌で感じました。

と、ここまでが導入です。

次回以降は、
SUSANOOに新しく関わって下さる
スタッフやインターン生、メンバーやパートナーの皆様、
そして「新しい生き方」を探し求めている
「未来のSUSANOOたち」にむけて、

「SUSANOO」での経験や学びを軸に
「ソーシャルスタートアップ」という
新たな挑戦の在り方について、アレやこれやと
綴っていければと思っています。

ということで、
よろしくお願いします☆














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