応募説明会でよく聞かれる質問に
「ビジネス系のアクセラレーションとの違いってなに?」があります。
そこで今回は
ソーシャルスタートアップ向けのプログラムならではの特徴について
ビジネスアクセラレーションとの違いといった観点で
個人的な考えをお伝えします。
■前提
では違いはなんなのか?を明らかにするために、
そこで、ワタシたちは孫さんとともに
「ソーシャルスタートアップ」という言葉をつくりその定義を
上記のように定めています。
■上場だけが、インパクト最大化の戦略か?
では、ソーシャルスタートアップと
ビジネススタートアップでは何が違うのでしょうか?
個人的には、事業展開の選択肢が異なると考えています。
たとえば、
みなさんが仮に「金銭的利益の最大化」を一番の目的にして
事業を行うならば、おおざっぱに「株式公開」もしくは「事業売却」が
目指すゴールになると思います。
一方で
「社会的インパクトの最大化」を一番の目的に
すえた場合はどうでしょうか?
社会課題のなかで苦しみ、困っている人の状況を
よりはやく、より大きく改善することが目的になので、
そうすると、「株式公開」「事業売却」も手段のひとつとなり、
ほかにも選択肢が生まれてくるのです。
ここが、大きな違いだと思っています。
■インパクト最大化を目指すうえで取りうる、いくつかの方法
自社のサービスや製品を株式公開を通じ、資金を調達し、さらに拡大する。
2、「大企業への事業売却」
確立した事業を企業に売却してその資金やネットワークを活かして広げてもらう。
3、「オープンソース化」
ノウハウをオープンソース化してどんどんパクってもらう。
Linuxとかそうですよね。
4、「資格、認証制度化」
資格や認証制度をつくり、担い手を育成しながら広げていく。
5、「チャリティ活動」
寄付やボランティアを巻込みながら自社の活動を拡大させることで問題の消滅を目指す。
6、「行政制度化」
政策提言など、行政や自治体にはたらきかけて制度化することで、
インパクトを最大化する。
7、「先進的な現場・作品づくり」
コピー不可な先進的な事例・現場をつくり世界から人が集うもの。
ーーーーーー
上記1~4は、(0➔プラス1の付加価値創造型)
とくに取組む社会課題が今後広がっていく場合、
たとえば高齢者、空き家が増えるなどに適当だと思います。
よりアーティスティックな活動を通じて、
新しい思想や世界観をひろげていくものだと思います。
■戦略が多様だからこそ、多様なネットワークで支える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
インパクトの出し方に上場やバイアウト以外の戦略があるからこそ
自治体に働きかけるならば行政の方、
ボランティアマネジメントならNPO経営者など
ビジネスアクセラレーションよりもさらに広い
多様な人脈や知恵が必要になる、と考えています。
ということで、みなさんがもし
「社会的インパクトの最大化(自分の想いの具現化)」を
一番の目的として事業・プロジェクトの立上げを志しているのであれば、
ソーシャルスタートアップに特化したアクセラレーションへの参加を
検討してみてはいかがでしょうか?
以上
「ビジネス系のアクセラレーションとの違いってなに?」があります。
2期ブートキャンプ風景 |
ソーシャルスタートアップ向けのプログラムならではの特徴について
ビジネスアクセラレーションとの違いといった観点で
個人的な考えをお伝えします。
■前提
では違いはなんなのか?を明らかにするために、
そこで、ワタシたちは孫さんとともに
「ソーシャルスタートアップ」という言葉をつくりその定義を
上記のように定めています。
■上場だけが、インパクト最大化の戦略か?
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ブートキャンプ@SmartNews社 |
ビジネススタートアップでは何が違うのでしょうか?
個人的には、事業展開の選択肢が異なると考えています。
たとえば、
みなさんが仮に「金銭的利益の最大化」を一番の目的にして
事業を行うならば、おおざっぱに「株式公開」もしくは「事業売却」が
目指すゴールになると思います。
一方で
「社会的インパクトの最大化」を一番の目的に
すえた場合はどうでしょうか?
社会課題のなかで苦しみ、困っている人の状況を
よりはやく、より大きく改善することが目的になので、
単純に売上や利益が大きくなればいい
といったことにはならないと思います。そうすると、「株式公開」「事業売却」も手段のひとつとなり、
ほかにも選択肢が生まれてくるのです。
ここが、大きな違いだと思っています。
■インパクト最大化を目指すうえで取りうる、いくつかの方法
(6つのエンドゲームなどを参考にしつつ、、個人的な解釈)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1、「株式公開」自社のサービスや製品を株式公開を通じ、資金を調達し、さらに拡大する。
2、「大企業への事業売却」
確立した事業を企業に売却してその資金やネットワークを活かして広げてもらう。
3、「オープンソース化」
ノウハウをオープンソース化してどんどんパクってもらう。
Linuxとかそうですよね。
4、「資格、認証制度化」
資格や認証制度をつくり、担い手を育成しながら広げていく。
5、「チャリティ活動」
寄付やボランティアを巻込みながら自社の活動を拡大させることで問題の消滅を目指す。
6、「行政制度化」
政策提言など、行政や自治体にはたらきかけて制度化することで、
インパクトを最大化する。
7、「先進的な現場・作品づくり」
コピー不可な先進的な事例・現場をつくり世界から人が集うもの。
上記1~4は、(0➔プラス1の付加価値創造型)
とくに取組む社会課題が今後広がっていく場合、
たとえば高齢者、空き家が増えるなどに適当だと思います。
5、6は(マイナス1➔0、課題解決型)
とくに取組む社会課題自体がだれから見ても減った方がいいもの
たとえば人身売買やHIV感染予防などに適当だと思っています。
そして
7は、もはや事業か?と問われるとあやしいのですが、とくに取組む社会課題自体がだれから見ても減った方がいいもの
たとえば人身売買やHIV感染予防などに適当だと思っています。
そして
よりアーティスティックな活動を通じて、
新しい思想や世界観をひろげていくものだと思います。
■戦略が多様だからこそ、多様なネットワークで支える。
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インパクトの出し方に上場やバイアウト以外の戦略があるからこそ
自治体に働きかけるならば行政の方、
ボランティアマネジメントならNPO経営者など
ビジネスアクセラレーションよりもさらに広い
多様な人脈や知恵が必要になる、と考えています。
「社会的インパクトの最大化(自分の想いの具現化)」を
一番の目的として事業・プロジェクトの立上げを志しているのであれば、
ソーシャルスタートアップに特化したアクセラレーションへの参加を
検討してみてはいかがでしょうか?
以上
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