2015年4月26日日曜日

②導入:私がSANOOに取り組む理由。

(前置きが長い感じがありますが、、、)

「WHYから始めよ。」byサイモン・シネック

にならって、

私個人が、なぜ、SUSANOOプロジェクトを行っているのか?
について簡単に紹介させて下さい。


私は世の中を周囲と違った見方をしていて、そこから生まれる
「これは、おかしい!」とか「もっとこうしたらいいのに!」とかを
押さえつけられず、行動する人たちが活躍する世界に生きたい
と思っています。

こう考えるようになったきっかけは
中学生の頃の体験にあります。

私は、温泉で有名な地方都市、別府で育ちました。
通っていた中学校は何の変哲もない、
全国どこにでもありそうな学校で、
その中には、当然不良と呼ばれる友人も少しはいました。

といっても、
田舎の不良ですから、喧嘩をしたり、ガラスを割って回ったりはしません。
せいぜい、学ランのホックを外す。ベルトバックルをイカした(?)
ハーレーダビッドソンのものを使うといった、程度のことしかしていませんでした。

しかし、中学校には校則というものがあり、
それに違反している以上は、先生からは怒られます。

例えば、こんなことがありました。
「通学用のスニーカーは白でなければならない」という校則があったのですが、
それに対して、不良とよばれた友人たちは、コンバースのスニーカーのような
一本だけ青いラインが入った靴を履いて登校するのです。
それが校門で見つかり、先生たちと朝からやりあう。

そんな些細な事ですが、
それを続けているうちに、先生も、そして周囲の友人も、彼らに対して
「あいつは不良だから」というレッテルを無意識に貼り、遠ざけたりします。

そういった周囲の目は、本人も当然感じるし、
そうなるともう授業をマトモに聞くとか、そういう姿勢は
だんだんとなくなっていきますよね。結果として、成績も上がらない。

だんだん、成績的にはおちこぼれていって、その流れから脱出するすべもなく、
気が付くと卒業後に進む進路にも違いがうまれ、大学にも違いがうまれ、
結果として社会人として、社会のメインストリームで活躍することは
かなり稀になるように思います。

しかし、いま、当時を振りかえってみると、
成績はよくなかったかもしれないけれど、
不良と呼ばれた友人の中には、むしろ、頭の回転は早かった奴もたくさんいました。

なにより、強く思うのは、
彼らの方が正しかったなと言うことです。

私を含めほとんどの9割以上の生徒は、
「白い靴しかだめ」というルールを、何の疑いもなく、
ただいわれるがままに信じこんで受入れていたのです。

論理的に考えていたわけではなくても、
不良と呼ばれた友人たちは、「それっておかしくない?」を
直感的に理解していたし、さらにそれを堂々と行動にうつし、表現していたのです。

そして、
社会人になって思う気づいたのですが、
これからの社会が必要とする人材は、後者の
「常識に囚われず、本質を見抜き、行動する力」をもった人々です。

しかし、これまでは
彼らのような「大多数とは違う視点や価値観をもって、行動力のある若者」は
なかなか社会のメインストリームに出て活躍することができませんでした。

これって、すごく勿体無い!!

と私は思うのです。

そこで、そんな周囲とは異なるものの見方や価値観をもって挑戦する魅力的な人々が
異端者として社会の「ハグレモノ」になるのではなく、
むしろ社会を前進させた「英雄」として憧れられる。
そんな風土をSUSANOOを通じて創っていきたいと考えているのです。


つまるところ、これはアップル社さんの「Think Different」における価値観と同じです。

ということで、
個性豊かなSUSANOOメンバーが活躍し、憧れの存在となることで、
いま肩身の狭い思いをしている尖った中学生や高校生などが
自信をもって挑戦するような世界になれば、それはきっと楽しい!

そして、結局それが社会や国を靭やかにする道だ。
そう信じてこのプロジェクトに日夜取り組んでおります。


以上

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