2016年3月26日土曜日

株式会社ウインローダー幹部社員様向け講演レポ、「新しいお金のセカイ」について 2016年2月

先日、株式会社ウインローダー幹部社員さまむけに
「新しいお金の世界」というタイトルで講演をさせて頂きました。

同社の高嶋社長に、拙著『ナゼオカ?』をご好評いただき
今回の講演となりました。

2日程で、合計30名。
20~50代と幅広みなさまに講演をさせて頂きました。



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今回の講演は、本の内容をもとにしつつ
ワークショップも交えながら進めます!

まず冒頭、「お金」について考えるワーク①

「小学生のわが子から『お金ってなに?』と聞かれたら
みなさんはなんと答えますか?」

という問いを立てm皆さんそれぞれに考えを書いてもらい
グループごとにシェアします。

「うみだした価値の対価」 「幸せになるための道具」 「必要なもの」

などいろんなお答えを頂きました。
これには正解があるというものではなく、この質問を通じて
普段、ワタシたちが何気なく使っているお金について
まずは改めて「意識」をしていただきます。

つづいて「ナゼオカ?」の内容にも沿いながら、
インド・ルピーや、パラグアイグアラニー、中国人民元についてなど
本には書けなかったエピソードもふくめ
世界旅と「お金」についての実体験をお話していきます。

とはいえ「世界中のお金」については、
話を聞くだけではなかなかイメージが湧きづらいもの、、、

そこで、実際にわたしが旅で集めてきた世界の国々の
さまざまなお札やコインを直にふれて頂きながら、
今現在の為替レートで価値の高い順番にならべてみる
といったレクリエーションも行いました。

こうして、現在にいたるまでのお金の歴史と現状に
ひととおり触れたあとは「信頼の媒介物」としてのお金についてや、
「幸せなお金持ち」と「不幸せなお金持ち」についてなど
お話をさせて頂きました。

そしてワーク②では
信頼関係を築くために、普段気をつけていることなど、
について改めて言葉にして、シェアして頂きました。

「約束を守る」 「ありがとうをいう」 「プレゼントを贈る」

など、こちらも様々な考えを共有頂きながら、
普段はみえない、お互いの仕事への向き合い方や
大事にしている価値観がシェアされていきます。

ここまでであっという間の90分!

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休憩をいれての後半は
本題の「新しいお金」の世界について

拙著で書いているように
インターネットがお金に代わって「信頼の媒介物」として
役目を果たし始めたこと。

その結果おきている働き方や生産あり方の変化について。

さらに、カウチサーフィンや、クラウドファンディングといった
消費➔シェアを重視する「新しいお金の世界」の仕組みについても
具体的な事例を踏まえながらお話させて頂きました。


ワーク③は
「お金をつかわずにものを交換したり、手に入れた経験は?」
などの問いについて考えて頂きます。

ちなみに、こちらはウインローダーさんが行っている
エコランド、エコオクファンドといったシェアの概念をもった事業とも
絡めながら考えを深めていきました。

最後は質疑応答を経て、あっと言う間の3時間。



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ご参加頂いた皆様の感想には

「お金の説明についてすぐに答えがでなかった普段意識していない
 証拠だと気づいて驚いた。」

「お金を道具だと考える視点がもてたことで、
 仕事の目的、人生の目的も改めて意識するようになった。」

「実例を聞きながらなので納得感がある。」

「ワークショップで社内の他のヒトの考えが知れるのが楽しい」

など、ご好評を頂くことができました。
もちろん私自身も

「お金に関する世代間の考え方の違い」や、
このワークが「社内やチームの相互理解にも有用であること」

など、たくさんの気付きがたくさんある
とても有意義な時間となりました。

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ウインローダー社の高嶋社長、永廣様
ご参加頂いた社員の皆様

貴重な機会をありがとうございました!


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