2016年3月20日日曜日

『野菜が育って初めてデザインが完成するプランター!?』 スサノヲ3期、Herbivore製品体験記

『部屋のなかで野菜をそだてる』
と聞くと、みなさんはどんな風景をイメージするでしょうか。


スサノヲ三期メンバーHerbivoreの
一山さんが開発した水耕栽培プランターについて
今回、実際にオフィスにて栽培してみた感想とともにシェアします!
http://www.herbivore.jp

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そもそも一山さんは、プロダクトデザイナー。
日本初で、世界に広がるプロダクトデザインを
生み出したいという想いもつよいのです。

そんな一山さんの想いが存分に込められたのが
土や電気を必要としない水耕栽培プランターHerbivoreです。



使用前はこんなシンプルなデザイン。
なかには水耕栽に必要なプランターなどのがセットになっています。


さらにこの野菜の種をそろえて準備完了。
わたしたちはチマサンチュを育てます!
種をスポンジのうえにおいて、水と栄養をときどきたす、それだけ。

あとは日の当たる場所に置いておくとぐんぐん育っていきます。
たまに、水と肥料をたす以外は、本当に手間がかかりません。

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ハービボアはまずこの徹底したシンプルさがまずはウリ。

水さえあればどこでも、だれでも育てられる
シンプルな構造だからこそ、いろんな応用が聞くと思います。

たとえば、病院とか学校とかオフィスとか、どうでしょう。
いままで「野菜を育てる」ことが想像すらされなかった
「生産」とは縁遠いでも気軽につかうことができます。

これはスサノヲで掲げているDual:life(デュアルライフ)」という
「生産」と「消費」の現場をつなげることで、それぞれの
現場が抱える課題を一気に解決するアプローチでもあります。

これを発展させていくと、砂漠地帯や海中など
極限状態の場所でも気軽に新鮮な野菜が育てられるかも。

個人的には以前旅したときに、つらい思いをした
アフリカのケニア~エチオピアの国境地帯のような
あのカラカラの土地にもっていったら喜ばれるだろうな
なんて思ったりもしています。

構造のシンプルさだけではありません。

デザインもシンプルなのでオフィスのどこにおいても
違和感なく溶け込んでくれました。

持ち運びもしやすいし。
育ってきたサンチュを介してオフィスに会話がうまれるとことも。


そしてぼくが驚いたのは育て始めて二ヶ月がたったころ。

プランターの両端にバランスよく
青々と育ったサンチュが、プランター白とともに並び
ひとつの作品のように美しいデザインをつくっていたのです!
 
法隆寺の職人さんが
「歳月の重みで屋根の反りは落ちていく。千年後に、設計通りになる」
といったように

山形県酒田市で出逢った磯草塗の職人さんが
「漆器は親子三代で丁寧につかって初めて本当の輝きを放つ!」
といったように

このHerbivoreも両端に野菜が育つことではじめて
プロダクトとしてのデザインが完成するんです。

その姿が美しい。

プランターのシンプルなデザインは
このタイミングを見据えているからこそ!

この瞬間を体験したら、きっと
「はやく次の野菜を育ててみたい!」と誰しもが思うはず。



野菜を育て、食べるということ以上に
自分だけの作品として完成させる喜びもあるんです。

これは面白い!
 
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さらに、スサノヲ参加をとおして
一山さんは種そのものをコンテンツ化することに着目。
種と食卓をダイレクトにつなぐソリューションをデザインできれば
たとえば、ブラジル原産の葉物野菜など
世界各地の野菜のたねをとりよせて自分で育て
新鮮なまま食べることができる。
そんな楽しそうな可能性も秘めているのです。

ということで、まずはぜひ皆さんもオフィスやご自宅で
あのデザインが完成した時の感動を体験してください!

一山さん、ご提供ありがとうございました!
引き続き、一緒に広めていきましょう☆


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